なんとも怪しげな題名だけど、これがなかなかあなどれない。
これを読んだのは昨年の10月頃でした。それまではパッとしない日々でウツウツしてた状態だったけれど、この本を読んでから気分が晴れて、毎日のように幸せをかみしめてます。
題名にある「ぜんちゃん」というのは「全知全能の存在(=神)」のようです。
ちょっと勘の良い主婦(著者)にある日突然ぜんちゃんの言葉が降りてきて、主婦がその言葉と身の回りの出来事を書き溜めていったものです。
ぜんちゃんの言葉は古文のような時もあれば現代詩のような時もあり、それらを読んでいたら何故か勝手に涙が出てくることもありました。その涙と一緒にあやこの日々の嫌なことが流れていった気がします。
文章もとても簡単で読みやすく、頭やわらかくして読めます。
この本はその辺の書店ではまず見かけません。絶版になってしまったのでしょうか。
もし見つけたら幸せになれるかどうか、この本を読んで試してみてください。